プラダンの特徴・特性
軽さ
プラダンは中空構造のため、目の詰まったプラスチック板に比べると圧倒的な軽量性を誇ります。ただ、樹脂製のため、同構造で紙製の段ボールよりは若干重くなってしまいます。
| 1㎡当たりの重さ | |
|---|---|
| 紙段ボール (5mm Aフルート 中新120g K5/K5) | 552g |
| プラダン (5mm 密度800g/㎡) | 800g |
| 低発泡樹脂板 (5mm 密度1,500g/㎡) | 1,500g |
| アクリル板 (2mm) | 2,400g |
耐荷重
一般的な紙段ボールと同じ形状のプラダンA式ケースでも、強化段ボール程度の強度がありますが、開口部に補強パーツを取り付けたプラダンコンテナはもっと丈夫です。プラダンコンテナの場合、段重ね時の垂直加重200kg~300kgに耐えます。底面の耐荷重は、サイズや材質にもよりますが、20~50kgまで耐えることができます。さらに重い物を収納したい場合は、プラダンコンテナより頑丈な「オリウス」をご検討ください。
自社で耐荷重を検証してみました

積載検証(底面の耐荷重の確認)
C式ケース(板厚5mm)の底面に、約50kgの荷物を載せ、48時間静置しました。経過後、底面にたわみは見られましたが、抜けは発生しませんでした。

圧縮試験(段積み強度の確認)
試験機を用いて上面から垂直に荷重をかけ、段積み時の強度を確認しました。試験結果をもとに、安全率を考慮して段積み時の垂直加重の目安を200〜300kgとしています。
ご注意ください
上記の数値は自社試験に基づく参考値であり、製品の性能を保証するものではありません。プラダンシートは異方性(方向によって強度が異なる性質)をもつ素材であり、サイズ・形状・板厚・荷重のかかり方・温度環境などの条件によって結果が大きく異なります。数値での一律の強度保証は行っておりません。
お客様の使用条件で問題がないかの確認は、サンプル品でのテストが確実です。
サンプル料金で対応いたします

※大量生産を控えた試作サンプル作成の場合は格安の料金で製作いたします
割れにくさ
プラダンは、原料のポリプロピレンの特性により、基本的には粘り強く割れにくくなっています。硬いものにぶつけた程度なら、大半は当たった部分が白化する程度で、シートやケースの機能自体に影響は出にくいです。ただ、やはり負荷をかけ過ぎれば割れてしまいますし、素材の特性上、温度の低い環境でも割れやすくなります。耐荷重・取り回しに気を付けて、できる限り常温でご使用ください。
耐熱性
プラダンは、高温になればなるほど柔らかくなる特性があります。そのまま熱し続けると150℃(融点)で溶け始め、最終的には490℃(発火点)で発火します。火気の近くなど、高温になる環境下での使用はお避けください。
ヒンジ耐性
プラダンケースの蓋部分の罫線など、蝶番のように開閉できる部分をヒンジと言います。ヒンジ耐性とは、その開閉部の折り曲げを繰り返してちぎれるまでの耐久性のことを指します。プラダンは、原料のポリプロピレンの特性により、繰り返しの折り曲げに対してとても強く、20万回以上の開閉に耐えることができます。
ポリプロピレンの特徴・特性
プラダンはポリプロピレン(PP)という種類のプラスチックから作られています。PPはプラスチックの中で最も軽量で、断熱性・耐薬品性にも優れています。見た目に艶があり比較的 傷がつ きにくいという特徴があります。
耐熱性![]() | 耐薬性![]() | 耐水性![]() | ヒンジ耐性![]() |
|---|---|---|---|
| 可塑性(かそせい)のあるプラス チックの中では、比較的高い耐 熱性を持っています。 | 特に対アルカリ性に優れて おり、対酸性・対溶剤性も 優れています。 | 吸水性が僅か0.03%なの で、水に濡れても紙や木の ように劣化しません。 | 繰り返しの折り曲げに対し て強く、開閉部がちぎれに くい素材です。 |

この記事の監修運営:株式会社ヤマコー
【プラダン一筋30年・納品実績50,000件以上のプラダンのヤマコーです】 京都・宇治田原の8,200坪という広大な自社工場に、最新鋭の加工設備と熟練の技術を集約。「人を守り、物を守り、環境を守る」をモットーに、オーダーメイドのプラダンケース設計・製造に特化しています。 1個の試作から数万個の量産まで、あらゆる形状の通い箱・収納ケースを柔軟に設計・製造できる体制を整えています。
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