静脈物流【プラダン.com】




プラダン用語集

環境・物流用語

静脈物流

一度最終消費者まで行き渡った商品をリユース、リサイクルする目的で集荷し、再資源化するための施設まで運搬することを静脈物流または回収物流といいます。

消費のためのものの供給を動脈物流といい、回収を静脈物流と呼びます。

人間の体の仕組みの、心臓から血液を送り出す動脈と心臓に戻る血液が流れる静脈の関係に例えてこう呼ばれています。

静脈物流が注目されてきた背景には、

・資源を有効活用する必要性が高まり、リサイクルの重要性が認識されてきていること
・廃棄物の処理の過程で有害物質が排出されて環境問題を引き起こすため、

廃棄物の適正な処理が必要なこと等があります。

最近では、容器包装や家電のリサイクル法が成立し、廃棄された製品をメーカーや地方自治体が回収することが義務づけられています。



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