釣り竿を数十本まとめて輸送するためのケースをオーダーメイド製作したいとご相談いただきました。
釣り竿のような長尺パイプ状の物をそのまま入れられるような細長い箱が既製品では見つからず、これまでは紙段ボールを継ぎ接ぎして梱包箱を手作りしていたそうです。
しかし、梱包の度に箱を自作するというのは、やはり結構な作業時間と労力を要してしまいます。
また、輸送時に発生する振動によって、釣り竿がケース内で暴れて傷んでしまったり、紙段ボールの継ぎ目からケースが破損してしまうといったことも起こっていたようです。
釣り竿の長尺形状に合わせた細長いケースを作ることで、梱包時の手間削減に成功しました。
丈夫なプラダンケースの内部にクッション材を全面貼りしているため、ケースの耐久性を高めつつ釣り竿の損傷を抑えられるようになりました。
また、運送便の送り状を糊残りなく貼り剥がしできるように、蓋部分にはエンボス加工が施されたシールを貼り付け、きれいに長く使い続けられるような工夫もされています。