シートの端面(切断面)を封じる端面シ-リング加工(コンタミ対策)【プラダンドットコム】




各種仕様・加工【シート加工】

端面処理加工(シーリング)

中空構造のシートの端面を綺麗に封じる加工を「端面処理加工」といいます。
通常、中空構造のシートの端面(断面とも言います)の部分は、中の構造がむき出しの状態になっています。ここからシートの中にほこりやゴミなどが入ると非常に除去しにくく、クリーンルームなどでの使用ができなくなってしまいます。(同じ構造の紙ダンボールがクリーンルームで使用できない理由の1つです。)

この構造的デメリットを解決するための加工が、「端面処理」と呼ばれる加工です。
この加工はシートの端を溶かして断面を塞ぐ加工で、処理を行うと画像の様に綺麗に端面を塞ぐことができ、コンタミネーション対策が可能となります。

加工例

10mmのツインコーンに端面処理を施しました。この加工を行うかどうかで、製品の仕上がりはかなり変化します。端面処理をした方が見栄えもよくなるため、仕上がりの美しさを重視してこの加工をお求めになられるお客様もいらっしゃいます。 ※端面処理したシートはさらにケース等に加工することが可能です。(構造上、不可能な加工もございます。詳しくはお問い合わせくださいませ )

端面処理を動画で確認!

加工には端面処理機を用います。
詳しくは機械設備ページ(端面処理機)をご参照下さい。



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